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まるで本物……もしかして食べられる!?食べ物彫刻の達人 川崎誠二さんのスゴ指 (前編)

「スゴ指6」4人目の川崎誠二さんは、木材から食べ物彫刻を彫り出すスゴ指の持ち主。

トースト、チョコレート、ミョウガなど、質感にもこだわった作品の数々は、近くで見ても本物と間違えそうなほど精巧。
海外からも購入希望の問い合わせが入るほど話題を集めています。

そんな川崎さんは、どんなスゴ指テクニックを見せてくれるのでしょうか?

後編を見る

川崎誠二さんのスゴ指に迫る!!

−−川崎さんが食べ物彫刻をはじめられたのは、まだ2年ほど前なんですね。

2014年の夏ですね。姪の夏休みの宿題がきっかけなんです。工作の宿題で何をつくったら良さそうか姉と話をしたとき、その頃僕は趣味でパンを焼いていたのもあって「木でパンをつくったら?」ということになったんです。いざ完成品を見たら四角い板をちょっと削っただけのものを「トースト」と。「それかよ!」と脱力しましたね(笑)。でも、それを見たら僕がやりたくなってしまって、勝手に引き継いだかたちです。

−−そこから、どうしてほかの食べ物も彫ることになったのでしょうか?

以前からツイッターをよく使っていて、トーストもいつものようにアップしただけだったんですけど、反響が多くてびっくりしました。「やりましたね」「木彫りのパンに可能性があることがわかったので、どんどん彫りましょう!」という声をかけてもらったことで「あ、そうか。これを続けたらいいんだ」と気付かされたんです。そして木彫りのパンをつくっているうちにパン以外のものもつくりたくなってきて、モチーフが食べ物全体に広がっていった感じですね。モチーフは面白がってもらえることを狙って決める場合“も”ありますよ。チータラなんかは完全にそうですね。つくるたびに話題にしてもらえると、次は何にしようって作品に対して前向きになりますよね。

スゴ指拝見!

川崎誠二さんに今回つくっていただいたのは、ツイッターでの反響も大きかった木彫りの煮干し。木片に鉛筆で印をつけたところを糸鋸で切り出し、まずは彫刻等で煮干しのかたちに近づけていきます。

「硬くて彫りづらい木材の場合は、『粘土だったら楽に彫れるのに!』とイライラすることもありますよ(笑)」。

彫り終わったら、アクリル絵の具で色付け。理想の色になるまで、何度も塗っては乾かしてという作業を繰り返していきます。

「できるだけ実物と同じにしようと思っているので、『もう完成では?』と言われても細部がちょっとでも違ったら最後までこだわるようにしていますね。ま、妥協することもありますけど(笑)」。

鉛筆でつけた目印に沿って糸鋸で切断。迷いがない!

さらに彫り……って、スピードが速い! 見ていて心配になります。

実物をじっくり見ながら、同じ色になるように塗っていき……

ただひたすらに彫り……

実物と見比べてみて。色はついていないけど、この時点でほぼ煮干しです!

最後はニスでツヤを出して乾燥。えーと、本物はどれでしたっけ?

  • 鉛筆でつけた目印に沿って糸鋸で切断。迷いがない!

  • ただひたすらに彫り……

  • さらに彫り……って、スピードが速い! 見ていて心配になります。

  • 実物と見比べてみて。色はついていないけど、この時点でほぼ煮干しです!

  • 実物をじっくり見ながら、同じ色になるように塗っていき……

  • 最後はニスでツヤを出して乾燥。えーと、本物はどれでしたっけ?

この完成度!

川崎誠二さんのスゴ指エピソード

−−川崎さんは、もともと彫刻が専門というわけではないんですよね。

そうですね。大学時代に美術部でペン画やロウソクの造形とかいろいろとつくっていて、その頃に流木の中に丸をたくさん彫ってみたこともありましたが、本格的にやりはじめたのはトーストからです。あとは姉が、先ほどの姪の母親ですが、美大の彫刻家卒で在学中に授業で使っていた木彫りの道具が押入れにしまわれていたんですよね。だから、最初にトーストを彫ってみようと思ってすぐかたちにできたのは、そういう環境だったからというのも大きいですね。

−−とは言っても、写実的に彫るためには道具だけではできないですよね。

僕の場合は実物をじっくり観察しながらつくっています。ひとつのものを何十時間も見ていると、たとえば枝豆だったら豆が膨れたときに鞘にはどういう力がかかるのか、パンなら気泡を見て生地がどのように型に流し入れられたのかといったところを想像できるようになるんです。だから実物からずれていないんでしょうね。実は、食べ物の木彫りをはじめてから知ったのですが、木彫りのパンをつくっている方はほかにもいらっしゃるみたいなんですよね。僕の作品では木から食べ物が出てくる不思議な感覚を主なテーマにしています。でも、それだけではなくて面白さやバカバカしさといった要素も大事にしていて、そこも自分らしさにつながっていればいいですね。自分をモチーフにした「俺の彫刻」シリーズは、まさに自分らしさが出ているんじゃないでしょうか。

お題発表!

−−素晴らしいスゴ指を見せていただきましたが、さらなるスゴ指を見せてください!

だったら、10月下旬から開催される「富士の山ビエンナーレ」に出品することが決まっていますので、そのチャレンジの様子をご覧になりませんか? 多くの方に見ていただく前提で作品をつくるのは、すごくワクワクします!

川崎さんがスゴ指を駆使してつくる作品とは? 後編に続く!!

BAND-AID 快適プラス

バンドエイド®
快適プラスを貼ってみて

普段はグローブをつけているので、そこまで派手なケガはないですね。とは言っても素手で作業することもあるので、彫刻刀を刺してしまったりノコギリでザクっといったりすることはあります。これまではちょっとのキズだったら、痛いし血も出るけどそのまま続行していましたね。絆創膏を貼ると邪魔で作業がしづらかったんで。でもバンドエイド®快適プラスはいいですね。作業に集中できそうなので、今度キズをつくってしまったら我慢しないで貼ってみようかなって思います。

バンドエイド®快適プラスを貼ってみて
バンドエイド®快適プラスを貼ってみて
川崎誠二さん

川崎誠二さん PROFILE

川崎誠二さん

2014年夏にTwitterに投稿した木彫りのトースト画像がきっかけとなり、その後次々と木彫りの食べ物を生み出している食べ物木彫り彫刻家。実物と見分けがつかないほどクオリティの高い作品にはファンが多く、国内外のテレビやWebといったメディアへの出演も多数。

https://shiawasenahito.wordpress.com/

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